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【若者はどんな設備やサービスを望んでいる?】
Z世代が賃貸住宅に求めること

デジタルネイティブであることから情報収集能力が高く、多様性や効率性を重視するとも言われているZ世代。

賃貸住宅市場のメインターゲットでもある彼らは、どのような住まいを求めているのでしょうか。

(一財)住宅改良開発公社の調査結果からひも解きます。

Z世代の住まいの現状と賃貸住宅への不満

この調査では、Z世代を1997年から2012年生まれと定義し、賃貸住宅に住む18歳~26歳の1500名を対象にアンケートを行っています。

回答者の世帯構成の割合は「一人暮らし」が68.7%、「配偶者やパートナーと暮らしている人」が28.3%、残りは子どもや兄弟・姉妹などと住んでいます。

構造別では鉄筋コンクリート(RC)造の賃貸マンションと、木造・軽量鉄骨造のアパートの割合がほぼ半々。間取りは半数以上がワンルーム・1Kで、広さ1830㎡未満、家賃は手取り収入の2030%未満が最多でした。

賃貸住宅に対して不満に思っている点では、3人に1人が「冬が寒い」と回答。学生については「料理がしにくい」ことへの不満も大きいようです

住まい選びの重視項目と求める設備やサービス

Z世代が賃貸住宅を選ぶ際は何を重視しているのでしょうか。「家賃が安いこと」「間取りが良いこと「日当たりが良いこと」「防犯性に優れていること」「初期費用が安いこと」「築年数が浅いこと」が上位とな

りました。

求める室内設備については、「風呂・トイレ別」「独立した洗面台」などの水まわり、「モニター付インタ

ーホン」「オートロック」など防犯設備、「無料インターネット」「高速Wi‒Fi」など通信への要望が高いことがわかりました。

用部分では「24時間ゴミ出し」が最も高く、「宅配ロッカー」「駐車・駐輪場」が続きます

ライフスタイルの意向については約半数が「タイムパフォーマンスや効率性を重視したい」と回答。物件

内では約半数が「隣人とは顔を合わせたくない」と感じていることがわかりました。

また今後の希望について、世帯像は「一人暮らし」53.9%、「恋人・パートナーとの暮らし」が50.0%、「家族での暮らし」は22.1%でした(複数回答)。

住まいについては、約半数が「賃貸は仮の住まいで、いつかは住宅を所有したい」と答えてはいるものの、マイホームを買って家族と暮らすという従来型の将来をイメージしているZ世代は少なくなっている

ようです。つまり「一生賃貸」「一生一人暮らし」という将来像が身近であることがわかります。

Z世代は「賃貸を仮住まい」とは思っておらず、「自分らしい暮らしのための選択肢」として考えていま

す。Z世代が求める「快適かつ効率的に、プライバシーを守って自分らしく暮らす」意向に合わせて、これからの賃貸住宅を考えていく必要がありそうです。